想像の幻想論

様々な思考の束

Bライフ、スモールライフではなく、隠遁生活

ひさびさの更新です。まあ様々なこともあり(家庭環境、発達障害、鬱、回避性パーソナリティ障害)、基本的に人間が信じられない、ただ支配しやすいモノだけに囲まれて穏やかに暮らしたいという機運が高まってまいりました。

元々私は、どうしようもない実家や地元を離れて、都会で一人ぼっちで暮らしていこうという考えが高校の頃までありました。大学に上がって上京して、一人暮らしの部屋で初めて寝たときはそれはそれは嬉しかったものです。しかし、結局家に安全が確保されていても、社会生活を営んだり世間体を保ったり仕送りを止められないためには外に出て学校に行ったりする必要があり、そこでひたすら嫌な人間に出会い、モラハラをされ続けとうとう鬱病になってしまいました。

鬱病になったとき一番苦しかったのは、「文字が読めない」ということで、どの環境でも虐められやすい私が自由になれる唯一の場所が本の世界だったのでひどく苦しみました。しかし、次に苦しかったのが「働くことに関して自信を完全に喪ってしまった」ということです。現在は第三次産業(サービス業、つまり人と関わる仕事)以外ほとんど食っていけません。第二次産業第一次産業も、結局は人と関わる必要があります。人と関わらず食っていけるのは、異常に能力がある人間だけです。かといって、閉塞感がひどく、家庭環境もいいとは言えない、帰れば無料で介護をするよう言われるであろう実家に帰れる気はしません。

そこでBライフです。Bライフは、簡単に言えば「最低限(Basic)の生活」であり、近所づきあいなども含める田舎ぐらしなどとは一線を画します。最低限働いて、最低限の穏やかな暮らしをするというのが私の理想に叶いました。もちろん、いくらかは人と関わる必要はあるでしょう。Bライフ自体、提唱者の寝太郎さん以外は割とBライフコミュニティなどを持ってわちゃわちゃしています。しかし、どうも気になるのが、そこに男性しか居ないことです。自分は、男性不信があるというか、セクハラ的なことを何度もされているのであまり男性と健全なコミュニケーションが取れるというのが実感として分かりません。セクハラしない男性でも、異性というだけで距離感を誤ってクソデブに「痩せろ」と言われたりするのがうんざりします。まあ、気が変わって接触するかもしれません。そもそも男性不信以前に人間不信なので、接触しないかもしれません。

夏休みになるまでに、土地の購入、小屋の具体的な計画、交通手段の入手、知識の蓄積などをやっていって、夏休み終わるまでに小屋ができて欲しいといったところ。その後は、普通に働いて、どうせ鬱が再発するでしょうから再発したら小屋に帰って、鬱が良くなったら働いてを繰り返すことになると思います。ワンルームマンションじゃダメなの?というのもあるかもしれませんが、ワンルームマンションよりグッと家賃や生活費を抑えられることによって引きこもれる(人と関わらないで済む)期間をできるだけ長くするというのが目的です。

寂しくないの?というアレもありますが、私はどうも人といる時の方が寂しいのです。私だって人に対する愛情はあって、温かなコミュニケーションを築きたいのですが、人は私のことがそんなに好きでないらしく、どうしても最後には嫌われてしまいます。好きな人ほどそうです。そういうことが20年ほど続き、いい加減疲れました。だから、私の目指す生活スタイルは「それ自体が目的であるところのBライフ」ではなく「現代の隠遁生活としての手段としてBライフを用いる」だと言えます。 http://www.irasutoya.com/2016/06/blog-post_83.html?m=1 ひとりがすきな人のイラストだそうです。いらすとやすごい...